足首
捻挫予防|かかとをまっすぐ着地させたい時

部位別一覧に戻る

準備するもの

カット済みのテーピング

★合計1枚用意

①くるぶしの下から、かかとを通り、足首の曲がる所までの長さのテープを1枚
※詳しくは手順をご確認ください。

完成イメージ

テープ準備

  • 貼る側の足をこのような姿勢にします。

  • 足首は90°に保ちます。

  • 「採寸」内くるぶしの下から、

  • かかとを通り、足首の曲がる所までの長さのテープを用意します。このテープ1枚で貼ります。

貼り方手順

  • 紙を少し剥がし、内くるぶしの下からかかとを通るように

  • 紙を剥がしながら、ひっぱらずにしっかりと貼ります。

  • 足の外側サイドで一旦止め、

  • 残りの紙を剥がします。

  • 最後に足の外側サイドからテープをひっぱり、足首の曲がる所を通り、

  • 内くるぶしの上の方へ、ひっぱって貼ります。

  • 完成です。

  • このように、かかとから真っすぐに地面をとらえる事ができます。

テーピング知っとこ情報

はじめに

足首や膝などにテーピングを巻いているサッカー選手やマラソン選手をよくみかけますよね。
キネシオロジーテープや自着式テープなどのテーピングには関節の可動域を制限する働きがあるので、怪我の予防などに役立ちます。
そのため、足首や膝を怪我しやすいスポーツをする際には、テーピングを活用することをおすすめします。
テーピングを正しく活用するためには、テーピングをする目的や正しい巻き方について知っておくことが大切です。

テーピングの目的

足首のテーピングには怪我の予防、応急処置、再発予防、痛みの軽減、ストレスの軽減の5つの目的があります。
以下で、足首のテーピングの目的についてそれぞれ詳しく解説していきます。

怪我の予防

足首のテーピングは、関節周りにあらかじめ巻いておくことで怪我の予防につながります。
運動をする際などに、関節の可動域を超えて負荷をかけてしまうと、捻挫や脱臼などの怪我を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、テーピングを関節周りに巻くことで、関節の可動域を制限し、怪我を未然に防ぐことができるのです。
関節周りの怪我以外にも、肘や膝などの外傷を防ぐ働きもあります。
関節を多く使うスポーツや、怪我を予防したい時にはテーピングを活用してみることをおすすめします。

怪我の応急処置

足首のテーピングは怪我の予防以外に、怪我の応急処置をすることも可能です。
例えば捻挫などのような怪我をしてしまった場合、関節の可動域を制限することが必要になります。
その際に、テーピングを巻く事で関節の可動域を制限できるので、テーピングが応急処置としての役割を果たします。
ただし、圧迫しすぎると血液循環が悪くなってしまう可能性もあるので、必要であればかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

怪我の再発防止

関節周りは、一度怪我をしてしまうと怪我が再発しやすくなってしまいます。
そのため、一度怪我をした部位はテーピングで補強をして関節周りの負担を軽くしてあげることが大切です。
同じ箇所を何度も怪我してしまうと、大きな怪我になりかねませんのでしっかりとテーピングを巻いて怪我の再発予防を心がけましょう。

痛みの軽減

足首のテーピングは、痛みの軽減という役割も果たします。
例えば、足首を捻挫してしまうと、該当部位を動かすたびに痛みが伴います。
そんな時には、足首のテーピングで関節の可動域を制限することで、痛みを軽減することが可能です。
関節部分を怪我してしまった際には、放置せずテーピングを巻くなどの対処をすることが大切です。

ストレスの軽減

捻挫などの靭帯による怪我は、再発しやすいともいわれています。
「また同じ怪我をするかもしれない」と思うと、怖くてスポーツに挑めないという方も多いでしょう。
そんな時には、足首にテーピングを巻いて再発防止をすることでストレスの軽減にも繋がります。
このように、足首のテーピングには、怪我の予防やサポート以外にもさまざまな意味があるのです。
また、足首にサポーターを装着することも、怪我の予防や痛みの軽減などに効果的です。

スポーツとの関連

テーピングは、足首や手首などの関節周りの可動域を制限することで、怪我の予防など幅広く活躍します。
関節の中でも足首は特に、捻挫などの怪我が多くみられます。
以下で、どのようなスポーツが足首を怪我しやすいのかについて紹介していきます。

サッカー

サッカーは、脚をメインに使うスポーツですので、足首だけにとどまらず脚全体を怪我しやすいスポーツです。
足首を捻ることによる捻挫はもちろん、成長途中の時期に多くみられるオスグッド病と呼ばれる病気にかかってしまうこともあります。
オスグッド病とは、ボールを蹴るという動作をしすぎてしまうことで膝の下にある骨が剥離してしまい、赤く腫れるなどの症状を伴う病気です。
どちらも足首の靭帯が伸びてしまったり、膝の下にある骨を損傷して炎症を引き起こします。
このような怪我を予防するためにも、テーピングを使って可動域の制限をすることが大切です。
用途に合わせて、テーピングの巻き方を選択するようにしましょう。

バスケットボール

バスケットボールは、狭いコート内で走り回ったり、細かく方向を変えたりする動作があるので、足首を捻挫することがあります。
軽い捻挫であれば、部分的な腫れや痛みを伴い、1週間程度で治癒することが多いといわれています。
ですが重い捻挫になってしまうと、靭帯を切断する場合もあるため、素早い応急処置が必要になります。
また、捻挫以外にも足を力強く踏み込むことで膝を捻って、血液が溜まってしまう前十字靱帯損傷という怪我も多くみられます。
どちらもバスケットボールにおいて多くみられる怪我なので、テーピングを活用して少しでも怪我のリスクを減らすよう心がけましょう。

陸上

陸上もサッカーと同じく、脚をメインに使うスポーツです。
そのため、足首を捻ってしまい捻挫になることも多いでしょう。
また、捻挫の他にも、マラソンなどで長距離を走ることによる肉離れなどの怪我が多くみられます。
肉離れとは、急激な筋肉の収縮が原因で筋肉が断裂してしまうことです。
肉離れを防ぐためには、十分なストレッチをして筋肉をあらかじめ伸ばしておくことが大切です。
また、肉離れの予防や応急処置としてテーピングを巻くことも効果的です。
陸上競技による脚の怪我を予防するためにも、ぜひテーピングを活用してみてください。

テーピングの注意点

テーピングをする際の注意点

テーピングを巻くことで、怪我の予防や応急処置、再発防止などの働きが期待できます。
ですが、長時間同じテーピングを使用し続けると、かぶれなどの問題を引き起こす可能性もあります。
以下で、テーピングを使用する際の注意点について解説していきます。

長時間同じテーピングを貼りつづけないこと

テーピングは肌に直接触れるものなので、汗や泥などの汚れがついたまま長時間過ごしてしまうと、かぶれなどの原因となってしまう可能性があります。
また、汗をかくことで、皮膚内の水分が蒸発して乾燥してしまうため、肌のバリア機能が下がってしまいます。
肌のバリア機能が下がっている状態で、長時間汚れが付着したままでいると、肌が傷ついてかぶれてしまうのです。
テーピングを綺麗に保つためにも、こまめに取り替えるようにしましょう。

強く巻きすぎないこと

筋肉の動きをサポートするテーピングですが、強く巻きすぎてしまうと血行不良の原因となってしまいます。
また、テーピングを巻いた部分が締め付けられることで負荷がかかり、ストレスを感じてしまう可能性もあります。
テーピングは、目的に応じて適切な力加減で巻くように心がけましょう。
テーピングを巻いた際に、太もも周辺に痺れが生じたり、肌の色が変わっていたりする場合、強く巻きすぎている可能性があるので、テーピングを巻く際の力加減には注意が必要です。

おすすめのテーピング

上記では、テーピングをする目的や効果、巻き方とその注意点に関して解説をしてきました。
しかし、テーピングにはたくさん種類があるため、何を基準に選べば良いのか、おすすめのテーピングは何か、分からないことが多いかと思います。
以下で、目的別におすすめのテーピングを紹介します。

プロ・フィッツ キネシオロジーテープ 快適通気

まずご紹介したいのが、「プロ・フィッツ キネシオロジーテープ 快適通気」です。
「プロ・フィッツ キネシオロジーテープ 快適通気」は、通気性に優れていてムレにくく、また、撥水加工がされているので汗や水に強いことが特長です。
軽い運動をする際には、「プロ・フィッツ キネシオロジーテープ 快適通気」をぜひお試しください。

プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着

次にご紹介したいのが、「プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着」です。
「プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着」も、汗や水に強いことが特長です。
また、厚手の生地でしっかりサポートしてくれるので激しく動くスポーツにおすすめです。
長時間に及ぶスポーツや、激しい動きが伴う際には、「プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着」をぜひ試してみてください。

プロ・フィッツ くっつくテーピング

最後にご紹介したいのが、「プロ・フィッツ くっつくテーピング」です。
「プロ・フィッツ くっつくテーピング」はテープ同士だけがくっつき、肌にはくっつかないテープなので肌がかぶれにくく、はがす時も痛くありません。
加えて、テープ同士が何度でもくっつくので、失敗しても簡単に巻き直すことができるおすすめのテーピングです。
肌が弱い方や、テーピングを貼り慣れていない方は、「プロ・フィッツ くっつくテーピング」をぜひ試してみてください。

部位別一覧に戻る